先日、東みよし町内のお客様より、下駄箱制作の依頼を請けました。正直、我々大工が作ると、手間もかかり高価になるので、その旨伝えましたがお客さま曰く「大工さんに作ってもらった方が、しっかりした良いものを作ってくれる」との事でしたので、期待に応えるべく、はりきって作りました。写真は側板制作の様子です。棚板の部分を溝彫りします。ノミを使っての手作業です。
天板と底板になります。間仕切り板の部分を、同じく手彫りで作業します。
棚板をカットします。15ミリ厚の無垢集成材です。ちなみに、天板、底板、側板とも全て無垢材です。25ミリ厚を使用しました。
棚板を止める為のネジ穴をあけます。棚板取り付け後に穴はダボ栓で埋めます。
ここまでは、弊社の加工場での作業でしたが、組み立ては現場で行いました。土間のレベルに合わせて、高さを調整します。
高さが決まれば、棚板を取り付けていきます。
背板を貼って、取り付ける場所の壁に、転倒防止の為にビス止めします。
完成です。我ながら、立派な下駄箱が出来ました。扉も付けれる様にはしています。扉の制作は建具屋さんにお願いします。
量販店の家具もいろんなデザインがあっていいですが、地元の大工さんにオーダーで作ってもらうのもいいですよ。
使う場所、使い勝手によって、随時対応します。おひとついかがでしょうか?是非、ご検討ください。