モミの木の家を手掛けている檜興業の檜です。
今日は、「今どきの住まいの不満ランキングから見える、これからの家づくりのポイントと解決方法」について書いてみたいと思います。
なぜなら、家づくりを考えているお客様に「今のお住まいにどんな不満がありますか？」と質問すると、実に多くの声が返ってくるからです。
住まいは毎日の暮らしそのもの。
ちょっとした不便さやストレスが積み重なると、「次こそは失敗したくない」という思いが強くなるものです。
今回は、全国のアンケート結果をもとにした「住まいの不満ランキング」をご紹介しながら、その背景にある原因と、地域密着の工務店としてどう改善できるのかをわかりやすくお伝えします。
では皆さん、ご自分の住環境と照らし合わせてお読みくださいね。
第1位：収納が足りない
最も多く寄せられるのが「収納不足」です。
家族が増えるにつれて持ち物が増え、クローゼットや押し入れだけでは収まりきらなくなるケースが多く見られます。
特に共働き世帯では、片付けの時間が取りづらく、「戻しやすい収納」が求められています。
設計段階でしっかりと収納計画を立て、パントリーや土間収納、ファミリークローゼットなどを上手に配置することで、暮らしの快適さは大きく向上します。
第2位：冬寒い・夏暑い
「暖房しても寒い」「2階が暑くて寝られない」など、住み心地に直結する不満も非常に多く聞かれます。
これは、断熱性能や気密性能が十分でないことが主な原因です。
北海道のように寒さが厳しい地域では、窓の性能や壁の断熱材の質、施工精度が快適さを大きく左右します。
では、檜興業の地元、徳島ではどうでしょうか？
もちろん北海道ほど寒さが厳しいわけではありませんが、近年は夏の暑さが異常だったり、その反面冬もそれなりに寒いですよね。
これらは結局、住宅の性能をしっかり確保することで、冬あたたかく夏すずしい家になり、さらに光熱費の削減にもつながるのです。
もっというと、暑さ寒さは温度だけで語るべきではないと思っいています。
例えば人間の感覚で言うと「肌触り」ひとつで暑さや寒さを感じることがあります。
冬の寒い日に裸足で床の上を歩いてみて下さい。
新建材と言われるフローリングはとても冷たく感じます。
その反面、無垢材のフローリングは何故か暖かく感じるのです。
それがモミの木のフローリングであれば余計にそう感じていただけるでしょう。
また梅雨時や真夏は室内の湿度も上がります。
そういった環境の中で裸足で新建材のフローリングの上を裸足で歩くと、ベタベタと感じるでしょう。
ベタベタと感じるということは人の感覚として不快な感覚です。
そして、そのため室温以上に暑く感じてしまうのです。
その点、檜興業で扱っているモミの木のフローリングはサラッとした肌触りでベタベタする感覚はありません。
さらにフローリングには浮造りと呼ばれる加工を施しますので、足裏との接する面積が少なくなることによりさらにサラッとした感覚を味わっていただけます。
詳しくはこちらの記事にも書いてあります。特にモミの木のフローリングについては記事の⑤番をお読み下さい。
第3位：結露・カビ
窓まわりの結露や北側のカビは、見た目だけでなく健康への影響も心配されます。
これも断熱不足や換気計画の不備が原因で、「家の性能」が直接あらわれる部分です。
高性能窓の採用や確実な気密施工、計画換気を行うことで、結露は大幅に改善できます。
結露しにくい家は、住宅の寿命を延ばすことにもつながります。
そしてここでもモミの木は大活躍をします。
詳しくは先程の記事の②番をお読み下さいね。
第4位：光熱費が高い
電気代の高騰が続く中、「冬の暖房費が高くて困る」という声が増えています。
家そのものの性能が低いと、冷暖房にかかるエネルギーが増え、ランニングコストが上がってしまいます。
近年では、断熱・気密性能をしっかり確保したうえで、太陽光発電や省エネ設備を取り入れた“エネルギー負担の少ない家づくり”が注目されています。
そしてこの問題の解決にもモミの木は最適です。
やみくもに冷暖房を使いすぎると光熱費が上がってしまいます。
それほど強烈に暑い、寒い日でなければ、目一杯冷暖房を使わなくとも、モミの木は室内の湿度を調湿してくれるので、快適に過ごせます。
こういったところでも不満の解決に活躍してくれるのです。
第5位：音が気になる
「隣の部屋のテレビ音が聞こえる」「外の車の音が気になる」など、音のストレスは日常の満足度に影響を与える項目です。
間仕切り壁の構造を工夫したり、窓の性能を上げたりすることで、防音性は大きく改善できます。
特に寝室や子ども部屋は、静かな環境を整えることで生活の質が高まります。
まとめ 不満の多くは「性能」と「設計」で解決できる
こうしてランキングを見ると、収納・寒さ暑さ・結露・騒音といった多くの不満は、実は家の性能と設計、そしてモミの木を使うことで大きく改善できることがわかります。
「もっと快適に暮らしたい」「家事を楽にしたい」「健康に過ごしたい」――
そんなお客様の思いに応えるためには、目に見えるデザインだけでなく、見えない部分の性能や丁寧な設計、そしてどんな材料を使うかがとても重要です。
私たち檜興業は、
・お客様の暮らし方を丁寧にヒアリングし、
・ライフスタイルに合わせた収納計画や動線設計、
・そして地域の気候に適した高性能な家づくり
をご提案しています。
今の住まいの不満をしっかり解消し、「こんな暮らしがしたかった」を叶える家を一緒につくっていきましょう＼(^o^)／