新築一戸建てを建てるポイント

家づくりアドバイス

家づくりはある意味、非日常的なことです。なぜなら一生のウチ、そう何度もすることではないですから。

そしてとてつもなく大きな買い物です。だから失敗したくないと思われるのも当然です。

でも何から始めてどのように進めていけばいいのか、とにかくわからないことだらけではないかと思います。

 

そこで、家づくりプロである私達から、家づくりで大切なことや失敗しないためのノウハウをほんの少しお伝えしておきたいと思います。

まずは情報収集から始めましょう!

1.書籍やインターネット

家づくりについての情報は、今や巷に溢れかえっています。本屋さんに行けば数え切れないほどの住宅雑誌が並んでいますし、ネットを開けばいくらでも情報を目にすることができます。ですからまずは何冊か書籍を購入して読んでおくことをお勧めします。

ただし、この時に気をつけていただきたいことがひとつあります。

その書籍やネットの記事は誰が書いたものであるかということです。住宅ビジネスはとにかく大きなお金が動きます。だから大手住宅メーカーは自分達の住宅を売るために莫大な広告費をかけて広告をします。もしその広告、もしくは広告に近い情報を鵜呑みにすると間違った考え方をしてしまい、とんでもない方向に進んでしまう恐れがあるからです。

広告をするには当たり前のことですが、タダではできません。広告費がかかるのです。豪華なモデルハウスもそのひとつです。その広告費は一体誰が負担するのでしょう。直接的には広告主である住宅会社ですが、間接的にはその会社で建てることになるお客様が負担することになります。だからこそ広告、もしくはそれに近い情報には踊らされないようにしてください。そのためには書籍であれ、ネットの記事であれ、誰が書いたものであるかを確認することが必要です。

極力中立的な立場で書かれたものを読むようにしたいものです。

2.見学会やセミナーに参加しましょう

やはり一定期間は色々なものを見聞きして、見聞を広めることは大事です。その時に注意していただきたいのは、場の雰囲気に流されないことです。とはいえ、まだこの段階ではご自分の考え方がまとまっていないと思いますので、ややもすると雰囲気に流されて次のステップに進んでしまいがちです。何か決断を求められたり、所得などの個人情報を求められたりしたら、はっきりと「まだ勉強中で、何かを決める段階ではないので」と言いましょう。それでも強引に進めようとする住宅会社は候補からはずしてもいいと思います。

3.どの住宅会社にするか絞り込む

ある程度見聞きして回ったらそれなりにどの会社が良さそうかな?というのが見えてくると思います。ただ、この段階ではまだ1社に決める必要はありません。かといって5社も10社も候補に残すと、今度はご自分が大変な目に合うことになります。というのも、家づくりの打ち合わせはとにかく時間がかかります。ですから、あまり沢山候補を残すとその分ご自分が大変になるということです。2社か、多くても3社くらいにしておくことをお勧めします。

4.候補に残した会社と実際に打ち合わせをしてみる

実は住宅会社によって打ち合わせの進め方は千差万別です。いきなり土地を見に行きましょうという会社もあれば、資金計画を勧める会社もあります。かと思えば、どんな間取りがいいですかとプランから始める会社もあります。

その時に見ておいてほしいのは、自分の会社や建物の仕様・性能を語りだす会社か、ちゃんとお客様に話しをさせてくれる会社かということです。どちらが良いかは言うまでもありません。後者の会社です。つまり聞き上手な会社を選びましょうということです。

ちなみに檜興業では、まずはお客様のお話しをとことんお聞きします。そうでなければお客様の人となりや考え方がわからないからです。色々とお話しをする間にお互い打ち解けもします。人間同士なのですから打ち解けないことには本音は話せませんから。

5.家族会議で要望を出し尽くす

4で候補に残した会社と実際に打ち合わせをしてみると書きました。それと同時にお客様がやるべきことは、家族全員で家族会議をして、全員の要望を出し尽くすことです。これはすごく大事なことで、住宅会社と打ち合わせをしながら、あーしたい、こーしたいと、その場で思いつきのようなことを言うと、とんでもない方向に話が飛躍しがちです。そうなるといたずらに時間ばかりかかって、結局打ち合わせはまとまらないばかりか、お客様自身が疲れ果ててしまいます。また、本当にやりたいことが抜け落ちてしまうことにもなりかねません。

ですから、家族会議はご家族だけで、家族全員でやりましょう。そしてこの家族会議の場では家族各人がとにかく要望を出し尽くすことです。言っていることが矛盾していても気にしないで出し尽くしましょう。後から後悔したくはないですからね。それを箇条書きでもかまいません。前後バラバラでも構いません。とにかくメモを取っておいてください。そのメモを住宅会社との打ち合わせの時に持参してください。コピーを取っておくことも忘れずに。そうするとそれをまとめたり、整理したり、優先順位をつけたりのは住宅会社の仕事です。実は檜興業ではこのようにしてお客様とお打ち合わせをさせていただいているのです。

6.資金計画

家づくりをするにあたり、資金計画やライフプランを検討することはとても重要です。ところが一般の方は家づくりにどんな種類のお金がかかるのかすら、きちんと把握されていないと思います。これは家づくりのプロでないお客様としては当たり前のことですから、なにも恥ずかしがる必要はありません。土地代、建築費用、諸経費、火災保険、税金などなど、家づくりの費用は多岐にわたります。そとしてそれらのお金を、ほとんどの方は住宅ローンを借りて家を建てられます。現在は住宅ローンも気が遠くなるほどの種類があります。また、借りる先によってローンの審査の姿勢もそれなりに差があります。

そして考えなくてはならないのは、この先のお客様ご自身の人生設計です。お子様がいらっしゃれば教育資金も必要です。家を建てたからと言って住宅ローンの返済に追われ、旅行にもいけない人生だとなんのために生きているのかわからなくなりますよね。車やキャンプ、ゴルフ、ガーデニングなど、趣味も楽しまれたいと思います。そういったことを踏まえながら、ガチガチでなくてもいいのですが、ある程度のお金にまつわる人生設計も必要です。檜興業では、最初に資金計画とライフプランを立てるお手伝いをしていますので、安心してご相談ください。

7.プラン作り

資金計画とライフプランで家づくりにかけられる費用をおおむね把握したら、プランを検討しましょう。ここで土地から探し始めるお客様が多いのですが、それはあまりお勧めしません。なぜなら、土地を先に探すとどうしても立地に縛られてしまいます。立地の良い土地の値段は、当然高いものです。そうなると建物にかけられるお金が限られてしまい、結果、思っていたより小さい家になったり、日当たりが悪い家になったりと、満足できない家になってしまいがちです。

やはり注文で家づくりをするのであれば、ある程度プランを先に作ってからそのプランに合う土地を探すのが順番としては正しい順番だと思います。

8.お願いする住宅会社を決める

ここまで進んできたら、いよいよどの会社にお願いするのかを決めましょう。ここで考えていただきたいのは、ご自分たちがこれからどんな暮らしをしていきたいのかということです。言い換えればご家族全員が生きていく上で、いちばん大切なことは何で、それを実現してくれるであろう会社を選ぶことです。

檜興業では、ご家族の皆様が笑顔で生きていけることを一番大事にしています。そのためにはご家族全員がまずは健康であること。そうでなければ決して笑顔で生きていくことはできないと思いますので。そのために家づくりで使用する材料や、家の中で怪我をしたりしないような間取りなどを吟味して決めていますので、よろしければ是非檜興業にご相談いただければと思います。